下剤や浣腸をしても腸の壁にこびりついた古い便が簡単には出てこない
と言われる
たとえば水道管などが古くなるとさびが付いて固まってしまう
または心筋梗塞や脳梗塞をおこした血管の壁が狭くなっている
そんなイメージで思われているようですね
だけど実際に大腸ファイバー検査で直接、腸の壁を見ても
そのような壁に便がこびりついている状態は見ることが出来ません
たしかに便が残っている人はいます
でも検査中に水をかければ直ぐに流れてしまう程度のもので
たまたま前処置が足りずに残っていただけでしょう
腸の病気で憩室炎という状態が有ります
その中に便が流れずに残っていることはあります
憩室炎とは腸の壁が何らかの原因で外にふくらんでしまい
小さな小部屋が出来ている状態の事です
その小さな空間に便が溜まると中で固まってしまい出てこなくなることはあります
でもこの状態は俗に言う宿便ではないでしょう
では宿便は無いのでしょうか?
軽い絶食(数日だけの短い手軽な絶食治療)を行うと
食べていないにもかかわらず結構大量に黒い便が出ることがあります
これが腸の壁にこびりついていた汚い黒い便であり宿便であると
説明を受けます
でも上記のように腸の壁に便がこびりつくことはなく
この黒い便はこびりついた便では無いでしょう
ではどうして絶食をするとこの様な黒い便が出るのでしょう
それは多分絶食によって腸が働くことを辞めて
腸壁が剥がれ落ちたからだと思われます
剥がれ落ちた時に多少の出血がありその為に便が黒く見えているのでしょう
軽い絶食をすると調子が良くなるのはこの様に腸がリセットされるからかも知れません
でも腸の壁が剥がれ落ちているのですからとても敏感な状態になっています
ゆっくりとリカバリーをしなければ腸を痛めてしまいます
下痢の時には絶食をして内臓を休めないさいといわれて絶食をすると
腸の壁は剥がれ落ちてその回復には数日かかると言われています
一日絶食をして調子が良くなったので直ぐに元の食事をすることは腸にかなりの負担をかけます
下痢の時も出来るだけものを食べた方が治りが早いのです
ただし消化が良く刺激のないものがよいですよ
昔からの定番のお粥も良いですが作るのがめんどくさいですね
最近ではレトルトもありますが
お粥は消化には良いのですが栄養が足りません
一番のおすすめは
最近よくあるゼリー状の食品です
かなりの栄養もカロリーも含まれているうえに
ジュースなどと違ってある程度固形分があるので
腸のためには優しい食べ物です
最近では夏場に老人が脱水症状にならないように
栄養と水分と固形分を取れる理想的な食品なのです
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